セローのスクリーンはどっちがいいんだい



先日セローミーティングというイベントがスラムパークで催されまして、それはそれは市場のデータ収集が捗ったのですが(^_^)
中でもスクリーンの装着率が中々高かったのが印象的でした。


定番なのが、ワイズギアのアドベンチャースクリーンです。
ツーリングセローのパッケージの一部でもあり、ワイズギアとして単品販売もありました。
鎧兜を付けたような無骨な見た目とスタンディングでも邪魔にならないよう
前方にオフセットされたシールド位置と大きさで
しっかりオフロード走行を考えて作られているなぁと実感する良い製品です。


ライバル製品としてダートフリークが提案しているのが、
ZETAのアドベンチャーウインドシールドです。


こちらは、ヤマハのスクリーンと同様に前方にシールド位置を設定。
スタンディングして乗るような、攻めたオフロード走行にも邪魔にならない
ポジションを想定した設計で、シールドの取り付け位置や角度を
より自由に設定出来るようになっています。
見た目はヤマハの無骨なタイプと異なりスッキリしたデザインで、
これは好みが分かれるところでしょうね。

先にも書きましたが、両者が共通しているのは、
オフロード走行に邪魔にならない取り付け位置と大きさであること。
コース走行なら取り外すかなぁ、とは思いますが林道ツーリングなら良い意味で存在感が無いので、スクリーンを気にせず走れます。

また、スクリーンをマウントするパイプ部分の直径がハンドルバーと同じ22.2mmなので、
スマホホルダーやカメラなどのオプションの装着に便利という点も共通しています。

そして、これはデメリットなのですが
ハンドガードとの同時装着が難しいという点があげられます。
特にアドベンチャースクリーンは、同じヤマハのハンドガード以外はほぼ取り付け不可です。
(付いてる人いるよ!と良く言われますがちょっと無理やりな取り付け方が・・・)

↑コチラは取り付け可能ですが、
風防・泥除けとしての機能が主体でレバーガードとしての強度は持っていません。

何故同時装着出来ないのか?と言うと、スクリーンのマウントがハンドガードのマウント部分と丁度ぶつかる位置に来てしまうからです。
これはね~ちょっと解決難しいです。
加工したりして取り付けたことはありますが、取り付け条件はちょっと厳しいです。

同様にZETAのアドベンチャーウインドシールドも
通常のハンドガードとは干渉してしまうのですが、
同じZETAのアドベンチャーアーマーハンドガードであれば、全長が短く設計されているため同時装着が可能です。


しっかり両方付いてるでしょ(^_^)
と、言うわけで強度のあるハンドガードを同時装着したいな、
ということでしたらZETAのアドベンチャーウインドスクリーンがオススメです。

当店ではセロー関連のパーツ取り付け実績は豊富なので、
どういう組み合わせならOKか?という疑問にも大抵は対応出来ると思います。
そんなわけで今回はスクリーンのうんちくでした~


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