XCセロー



新型のセローをXC(JNCCやWEXなどのクロスカントリーレース)イメージでカスタムしてみました。
当店の展示車両として、しばらく入口付近に置いておきますので是非見に来てくださいね。


ヘッドライトには新発売のライトガードを。
ゼッケンデカールはワンオフで作成しました。ゼッケン2番は鈴木健二選手が乗ることをイメージして(^o^)
このデカール、カッコ良いでしょ。反響があれば販売するかもしれません。


アーマーハンドガードのグリーンカラーが良く似合います。グリーンはカワサキに限った色ではないのだ!
ハンドルバーはCXハンドルバーのMX-412を使用。YZ250Fなどの純正寸法に沿ったハンドルで、
純正ハンドルと比較して圧倒的に強く、乗りやすくなります。

イニシャルアジャスターも勿論装着。
スプリングも前後共にハードスプリングに換装し、ハイスピードにも耐えるセッティングに。




排気はデルタサイレンサートルクヘッドパイプに換装。JMCA政府認証の公道使用可能なモデルです。
低回転から高回転まで、全体的にパワーアップし、レスポンスにも優れます。
もちろん、大きな軽量化にもなります。ヒートガードはチタン製。
このヒートガードってバンド部分までチタンなのですよ。

因みに、サイドゼッケンもデカールを制作して貼ってみました。
これも純正デカールとマッチングを考慮してデザインされています。




前後ホイールはZ-WHEELのAR1ホイールキットのリムをグリーンに変更して使用。
これはカッコいいですね。セローって確かに元々緑のイメージ強かったですし、やってみると
グリーンのパーツが非常に似合います。
高剛性化はもちろん、リヤホイールがチューブ仕様となるので、ビードストッパーが取り付け出来ます。
クロスカントリーでトライアルタイヤはあまり使わないので、
エンデューロタイヤがビードストッパー込みで使用出来るのは大きなメリットだと思います。

タイヤはダンロップのGEOMAX AT81 110/80-18を採用。
MXタイヤも履けますし、その場合は100/100-18サイズが良いと思います。
これは鈴木健二選手の受け売りですが、セローに120やそれ以上のサイズのタイヤを履かせると、
エンジンパワーがタイヤのグリップ追いつかず、回転数が落ちて失速してしまいます。
グリップするのに登らないという状態になってしまうので、細身のタイヤが良いですよ。




シフトブレーキペダルもZETAの強化型に変更。
この辺りは純正が簡素な作りなので、交換による満足度が高いですね。
破損しやすいパーツですし、優先して強化しておいた方が良い部分です。



XCというコンセプトからやや外れるのですが、保安部品は普通に付けてあります(^^;)
こちらは新型セローに合わせて開発されたテールランプキットで、
新型セローの跳ね上げた形状のリヤフェンダーにマッチするデザインとしました。
固定方法に設計者の苦心が見て取れます。純正のステーを活かして保持力を高めている形状です。

そーんなわけでXCセローのご紹介でした。
普段トライアル系のカスタムセローは良く見かけるのですが、”速いセロー”というのはあんまり無かったと思います。
セローってウッズ攻めたら物凄く速いですからね。コンパクトな車体と扱いやすいパワーで
場所によってはエンデューロマシンにも負けない走りをみせてくれます。
同様のカスタムはどなたにも制作出来ますよ。一度見に来てみませんか!


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