最近のサプライヤー供給事情


最近バイク業界では欠品とか入荷待ちという話を
オンロード・オフロード問わず多く耳にします。
そういうダートフリークもお待たせしている商品が多数あって心苦しいのですが・・・。

主に海外メーカーで多いのはコロナ対策による人員の制限で
工場の生産能力を落とさざるをえないというパターン。
(先日もタイがロックダウンという報道がありましたね)

一方で、逆にパーツもウェア類も需要は世界的に増加傾向ということが重なり、
中々供給が追い付かないという形になっています。
ワクチン接種率が上がってきているとは言え、まだまだこうした状況の改善には時間が必要みたいです。


結構話題になっているんですが、ヘルメット業界も深刻で、
アライとショウエイの国内メーカーのヘルメットは店頭に在庫が無い場合、
おおよそ半年待ちになっています。

納期の問い合わせが多いからでしょうか、アライでは3月にこんな声明を出されています。
実際、国内の工場で一個一個手作りで毎日フル回転して製造されてはいるのですが、
それでも半年くらいお時間掛かってしまうのんだとか。
このように毎日沢山製造していても足りない、というところはショウエイも概ね同じ状況です。
両社とも、FRPの帽体が故に手作業の占める割合が多く、
需要が多いからと言って簡単に生産スピードを上げるのは難しいのです・・・。


特にSHOEIのオンロードではグラムスターっていうクラシックスタイルのフルフェイスが爆発的に売れているそうです。
確かにレブルとかGB350に似合いそうですよね(^_^)
この辺りの人気モデルだと、去年のオーダーでまだ納品されていないものも結構あるほどです。

そんなわけで、ヘルメットは特にもの凄くご用意にお時間が掛かってしまう状況です。
当店もなるべく前もってオーダーするようにしていますが、
「在庫あったらラッキー」という感じになってしまっていることをお許し下さい。


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