令和のトレールタイヤ・ADVENTURECROSS AX41



ブリヂストンから待望の新作トレールタイヤの登場です。
その名もBATTLAX ADVENTURECROSS AX41

以前からビッグオフ用として販売されていたAX41に250/450クラスに対応した
サイズが発売になったのです。

やる気を感じるオフロード寄りのパターン。
ビッグオフ発という点とトレッドパターンはミシュランのアナキーワイルドに似ていますね。

従来ブリヂストンのトレールタイヤラインナップはON/OFF比率が50:50のTW201/202と
ON100%のBW201/202の2種で、オフロード寄りと言えるラインナップは無かったのです。
これは嬉しいですね~(^_^)

このタイヤの特徴としてリヤタイヤはチューブレス対応というのがありまして、
当然セローにも履けるのですが・・・ここで注意点が。

セローのタイヤサイズは120/80-18ですが、
このタイヤで同じ表記のサイズを選んではいけません。
対応リム幅が2.50-3.00なので、リム幅が2.15のセローはビード落ちがちょっと怖いです。

なんでこんなことが起こるのか?と言うとこのタイヤはヨーロッパ市場の要請から
生まれたもので、ETROT規格と言う特殊な規格で作られています。
(他のBSタイヤは大抵日本のJATMA規格)
その為、120/80-18という一般的な表記のサイズでも対応リム幅が異なるわけですね。

上記のことから、セロー250に履かせる場合には4.10-18を推奨します。
4.00-18も対応リム幅に入りますが、外径が大きいのでスイングアームとのクリアランスが怪しいかな・・・
因みにフロントはノーマルと同じ表記の2.75-21でOKです。

じゃあ、他のトレールバイクはどうなの?
と言うとトレールバイクのリム幅はセロー同様2.15が基本なので、
カタログに従うならば4.10-18や4.00-18ですが、ここは普通に120/80-18で良いと思います。
チューブタイヤであればよっぽど大丈夫でしょう。
空気圧抜くならビードストッパーは付けてね。

というのもミシュラン・アナキーワイルドやピレリ・MT21も
同じETROT規格なのですが、過去ずっと120/80-18というサイズは使われていますので。

そんなわけでサイズ選びだけ気を付けて頂ければかなり良いタイヤだと思います。
性能の高さはビッグオフで証明済みでございます。

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