ニーブレースについて本気出して考えてみた。


今日は長くなります。オフロード遊びをより安全に、足に大きなケガをせず楽しみたい方はぜひ読んでください!

オフロード遊びをしているあなたはほかのライダーから聞いたことがあるかと思います。

「車体にはさまれて膝を痛めた」「じん帯損傷をおった」「ニーブレースつけときゃよかった」

へ~、ふ~ん、くらいに思っているかもしれません。これを機にニーブレースやプロテクターの重要性についてお勉強していきましょう。

(;^ω^)<ニーブレースって必要なの?お店では聞かれます。えみちゃん的にはどんな段階のライダーも必要なものだと思います。

ですが、とても高価でなかなか手が出ないのもわかります。だってバイクのパーツも買いたいしお気に入りのウェアもほしいですもん。バイク遊びはいくらあっても足りません。

でも、考えてみてください。ケガしたら乗られない時間、仕事にいけないぶん、毎日が楽しくありません。私生活だって困難です。と、まぁごもっともらしいことをいっておいて声を大にして言います。

「ぜったいにつけたほうがいい」

なぜならえみちゃんは、まだオフロードあかちゃんだったころに前十字靭帯断裂と両側半月板の損傷をやらかし不便な生活を送りました(´;ω;`)瀬戸店にご来店いただくかたは松葉杖すがたでお会いした事もあるかもですね!

(;^ω^)<そもそもニーブレースって何?ニーシンカップで充分じゃん?

これもよく聞きます。もちろんニーシンカップも立派なプロテクターです。でも挟まれ事故や外力による膝関節や膝内部のじん帯への負荷は防御できません。直打ちするとひざのお皿だって痛いです。

それらを防いでくれる「スポーツにおける膝周辺組織・膝関節のための安全最強装備」がニーブレースだと自分は思います。

ニーブレースは膝の動きに制限を付けることによってあらゆる衝撃から膝を守ってくれるんです。

前置きは長くなりましたが、前十字靭帯断裂・損傷ってなに?と思う方もいると思うのでご説明しておくと

~以下ウィキペディアより抜粋~

主にスポーツをしている人にこの損傷はよく起こる。急激な方向転換を伴うスポーツや、コンタクトの多いスポーツにおいて、自分の意思とは違った方向に関節が強制的に持っていかれたり、地面に着地した際に、体重で大きく曲がってしまったときに起こる。受傷時にはたいてい、体内で「ブチッ」と音がし、そのときには多少の困難さは有るが、歩行は可能なことが多い。受傷後の翌日には、膝に多くの血液が溜まっていることが多く、こうなると歩行は困難となる。前十字靭帯は血液の流れが非常に悪い部分なので自然治癒することはほとんどないが、損傷・断裂した場合でも、膝周りの筋肉を鍛えることで日常生活やレクリエーション程度のスポーツであれば問題なくこなすことができる場合もある(保存療法)。しかし、保存療法によって競技レベルでのスポーツに復帰することは難しいことが多く一般的には手術によって再建するしか治す方法はない。

~~

ちなみにえみちゃんはいろんな骨折したことありますがこのじん帯のケガの手術・リハビリが一番きつかったです。写真は術後2週間くらいのナメック星人の足。

3週間の入院と半年のスポーツ復帰禁止でリハビリも毎週通っていました~。とにかくモトクロスごっこかお店にいるがライフワークだったのでコースに遊びに行けない日々ってま~あ退っっっ屈でした( ノД`)

Xデイは突然に!まだまだ自分はへたくそだし速度もだせないしいいだろ~とか思っていた矢先でした😨ふかいわだちにびびってずっこけバイクとわだちにはさまって「バチコーン!!!」みたいな音とともに膝がみたことない角度に外側へまがっていました><

10分くらい動けなくて脚が折れたかとおもい息もできませんでしたがしばらくするとビッコ引きながら歩けました。2日目以降はひざは水が溜まって痛いし、内出血でどす黒くなっていました。どうにも痛みが引かず病院へいくと前十字靭帯損傷~との診断、MRIって高額なんですね( ノД`)

 その後、私生活では痛みも消えたのでリハビリも通わず放置して、歩けるけどひざがくずれたりひっくり返るような生活を何か月もすごしていたところ、ある時コースでボテコケして足をつきました、健康な足だったら何ともないようなシチュエーションで、またあの音と痛みともに歩けなくなって病院へいくと骨挫傷と半月板も受傷してしまった事で手術をきめました~(‘;’)

(※よく聞かれるので参考までに、入院期間や治療方法で違うと思いますが入院手術でニーブレースの5倍くらいの費用が要りました)

オフロードバイクってとにかく楽しいです。でもとっても危険がひそんでいます。

乗るバイクによってはできないこともできてしまう、思ったより飛んでいける、そんな乗り物にのります。もちろん技術はみにつけてから乗るのが一番ですができないこと、いったことないところにチャレンジだってしたくなると思います。そのチャレンジ精神でケガをしては元も子もありません。

ケガってとにかく痛いし危ないし、でも「こんなに楽しいオフロードバイクを使ったスポーツができない時間が長く悲しかった」経験がえみちゃんはあります。

 

 それは「自分の技術ではまだニーブレースは必要ない」と思い込んで「へたくそだからまだカップタイプでいいや」と装備の甘さで負ったケガから得た経験です。まわりの先輩のいうことを聞いて、ニーブレースを装着していればこのケガは防げた事でした。

後悔先に立たず!だからこそどんなステージのライダーにもニーブレースを「つけてほしい」のが本音です。

バイクの故障はパーツを変えればなおりますが、人間の身体のオーバーホールはききません。

それでも、邪魔だし~とかプロテクターより大きくてのりにくそう~とか心配な気持ちもわかります。自分も最初はあっていないサイズを買ってつけるのがイヤになってカップタイプを使用していたのでわかります。

そのイメージを変えたい!ケガしてほしくない!乗れないとつまらない!ケガすると痛い!乗れなくなってやめてしまうのも楽しい思いをできないのももったいない!一生モノの装具のお手伝いがしたい!

いろんな思いで瀬戸店に試着しにきてくださるお客様にはニーブレースのサイズ合わせ、フィッティングのコツからお手入れ方法、修理の相談、買い替えのご相談、どんなことでも相談にのらせていただいています。

ただ買っておわりではなくメンテナンスもしてほしいです。壊れたままつかっていても本来の効果は発揮できません、修理もご相談に乗ります。

ダートバイクプラス瀬戸店では土日なんかはコース帰りに持参いただいたニーブレースの状態からpodであればビスの増し締め点検やリガメントの交換、カップの交換、フレームの状態の確認などなどもよくあります。

(写真は要修理の一例、ヒンジハウジングの破損及びフレームの摩耗で本来の効果を発揮できない様、カフのビスの破損でガタ大な様などなど症状はいろいろです。)

 もちろんニーブレースだけでなくニーシンカップやヒンジ付きカップなどライダーの好みや体形、段階にそってご提案させていただいています。

 ゴツゴツのニーブレースをオフロード体験の方やフラットな広場でストップアンドゴーの練習をする段階のひとにつけろ!とはいいません。

危険な思いをしたことがある、コースで飛んだりフルスピードで走っている、レースにでている、ジャンプの着地で膝関節が不安、バイクからなげだされたことがある、そんなきっかけやステージの人はぜひニーブレースを装着してほしいと思います。防げるケガがあります。

骨折は部位によっては治ります。じん帯は高額な手術で補修はできても完治はしません!えみちゃんもケガするまではのんきでいましたが痛みやつらさを知ったからこそとにかく布教に心血を注いでいきたいと思いココにニーブレースの重要性を記したいと思います~(‘ω’)ノ

12/27までウィンターセール開催中のダートバイクプラス瀬戸店ではもちろん!ニーブレースもセール対象商品です☆

以上、ニーブレースについてでした~(m´・ω・`)m 

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