ウルトラライトクラッチレバーを進化させたら


DRCの昔からあるパーツの一つに、ウルトラライトクラッチレバーというものがあります。
名前の通りの商品で、クラッチワイヤーのタイコ部分の取り付け位置を三段階に調整可能で、一番奥にセットするとテコの原理でクラッチが軽くなるというもの。
シンプルな理屈ですが、実際結構軽くなるので人気のとってもイイ商品です。

この商品、15年以上は確実、もしかすると20年以上販売しているロングセラーなのですが、
逆に言えば今の基準で見ればリファインする余地もあるぞということです。
そこでコチラの新製品です。

ZETA ウルトラライトクラッチパーチ
名前もちゃんと踏襲しています(^^)



PIVOTパーチ譲りの機構でタイコの受け部分が反転することによってクラッチの固さを4段階に調整出来ます。
とにかく軽く操作したいという方は4番の位置にセットすると違いが良くわかります。

PIVOTパーチのように可倒式レバーでは無かったり、アジャスターがクリック式では無かったりしますが、
それは価格を抑えたいことと、ライトクラッチ機能に重点を置きたかったことからです。


一方でPIVOTパーチには無い特徴として、ミラーホール付きがラインナップされているのは嬉しいですね。
クラッチスイッチ(クラッチを握らないとセルが回らないようにするスイッチ)をキャンセルする加工が必要ですが、トレールバイクにもオススメしやすい商品です。
ドレスアップとして見てもカッコ良いですしこれはおススメですよ。

取り付けの際にはレバー周辺のグリスアップとクラッチワイヤーの注油orワイヤー交換をしておいて下さいね。
機構的に軽くなっても摩擦が大きければ意味がないので、各部がスムーズに動く環境作りが大切です。


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