プロテクターを考える・胸部プロテクター編


オンロードではヘルメットに次いで重要視されているのが胸部プロテクター。
ブレストガードとも言いますが、ここではざっくりプロテクターと呼びましょう。

オフロードにおいても大切な胸部のプロテクターですが、実は必須というわけではありません。
あった方が良いな、もしくはペラペラのモノでもアリ、というちょっと特殊なジャンルと言えます。
いくつかFOX製品で例をあげてみましょう。


FOX R3ルーストデフレクター

THE王道です。これぞモトクロス用プロテクターの基本形って感じ。
一昔前は透明のものが主流でしたが今はこんな感じで、メッシュ加工された穴が涼しげで良いですね。
前後に硬質のパネルを配置して、肩もしっかりガードして特に不安などはありません。
本当に過不足無い感じがこのプロテクターの良いところ。

 

 


FOX レースフレーム ルースト

軽量かつ動きやすさを求めて肩を廃したデザイン。
これは本当に着けていて快適、というか良い意味で着けていることを忘れそうな製品です。
特徴はパーツ分割が細かく、鎖骨周り、胸周り、わき腹周りと別れているので、
分割線で身体に貼りつくようにフィットします。なのでガチャガチャ感というかバタつかないんですよね。背中も同様に三分割されていて、姿勢変化に追従して動くようになっています。

一方で、肩パッドが無かったり薄手であるために防御力という点では他2つに比べると控えめです。

 

 


FOX ラプターベスト

上記の2とは違いゴツめのデザインで、見た目通り防御力高めです。
肩と上腕をしっかり守り、プロテクター自体の肉厚もあるので安心感では上記の2種に大きな差をつけています。
なによりお腹周りが凄くって、
360度囲った形になっていているので肋骨をガッツリ守れるようになっています。
実際、このプロテクターに惹かれるお客様は肋骨を痛めた経験のある方が多いです(ホントに)

もちろんこういうゴツめのプロテクターであるが故に、重量はそこそこありますし
若干の動きにくさ、夏には暑苦しさも感じるでしょう。

 

 

 

FOXのブレストガードで3つ比較してみましたが、
こんな感じにステータスをどう振り分けるか、ということろが要になってきますので、
この点は個々の判断となります。

傾向の話を言うと、モトクロスライダーは基本的に軽量タイプを選びます。
上記の3種の中で言えばレースフレームルースト・もしくはR3ルーストデフレクターになるでしょう。
10-30分程度の全開スプリントレースなので、少しでも身体のパフォーマンスを阻害しないために
ブレストガードは軽くて動きやすいものが好まれます。
もっと言えば、前走者が巻き上げる飛び石から胸を守るのが第一なので、
転倒したときに身体を守るものとして捉えられていなかったりする面もあります。

これが林道ツーリングなどであれば、岩とか木との接触を考えて
R3ルーストデフレクターにしようかな?とかプロフレームCEにしようかな?とか思うわけです。
肩パッドがあると狭い道を縫って走るときに肩をぶつけて痛い思いしにくいです。
言い方を変えると、エンデューロならウッズで接触をお構いなしに攻めれるってことでもありますね。

可能な限り怪我は防ぎたいのは皆さん共通するところでしょう。
そこで、身体を物理的に強固にガードするべきか、動きやすさや快適さ(涼しさ)を確保して
疲労を抑え転ばないようにすべきか、大変悩ましいところです。
一概になにが正解とは決めがたいのがプロテクターなので、皆様のプロテクター選びの参考になれば幸いです。

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