ネックブレースを考える・その1

本日はネックブレースのお話でございます。

ネックブレースというのは首のプロテクターですが、
役目を簡単に言うと首がグキッっとなるのを防ぐものです。頭って重いですからね。
電車に乗っているときにウトウト・・・カックンってなっただけでも首イテテテってなるわけで、
これがヘルメット被って頭から叩きつけられたりしたら、当然大ダメージを負う可能性があることは想像に容易いでしょう。

大ダメージというのは、最悪を言えば死亡です。なにせ首ですからね。
じゃあ、最悪を免れて一歩手前だとしたら?
脊髄損傷で首から下が動かなくなってしまうかもしれません。
更にもう一歩手前だとしても、胸から下が動かなくなってしまうかもしれません。

故に首へのダメージというのはとても恐ろしいものです。
ヘルメットやブーツと違い、絶対に装着しましょうという部位のプロテクターでは無いのですが、
上記のリスクを考えるとなるべく装着して頂きたいのが首のプロテクター=ネックブレースです。


こちらが冒頭にも画像の出ているアトラスのAIRというネックブレースで、一番理想的なモデルでもあります。
ヘルメットの縁を支えて首の可動域を制限することで、転倒時に首へのダメージを防いだり、(グキッといく手前で止めてくれる)
脳天から地面に突っ込んだ際には首が身体にめり込まないように、(亀みたいにならないように)
衝撃を6つのポイントで受け止め、支えつつ分散させてくれます。
衝撃は一点集中よりも分散させた方が当然リスクは減るってことですね。

 


特徴的なのはバックパネルが左右分割式になっている点で、肩の動きに左右独立して追従するので
「左肩につられて右側まで持ち上がってしまう」ということが抑えられています。
背骨の上を避けている点も大きなポイント。

こんな感じで、不意の転倒で頭から落っこちしてしまうな状況において首へのダメージを軽減してくれるのがネックブレースです。
メーカーによって多少形状が異なるものの、根本的な考えとしては共通で可動域を制限して首への負荷を身体全体に分散させるというものです。
勿論装着すればダメージをゼロに出来るわけではありませんが、ダメージコントロールとしては非常に有効です。


首の可動域を制限、という点のみにフォーカスした簡易版もあります。こちらはACERBISのスタビライジングカラーという商品で、
旅行で使うネックピローがちょっと固くなったようなものだと考えて頂ければ。
簡易的ではありますが、これでも着用・非着用では雲梯の差があります。
ネックブレースはまだ手が出ないという方はこちらでも一定の効果は期待できますよ。

更に、先日ネックブレースとスタビライジングカラーの中間を狙ったような新商品が出ました。

こちらはアトラスのヴィジョンという商品です。
記事が長くなってしまったので、この商品の解説は別の記事で行います。それでは~

タイトルとURLをコピーしました