ネックブレースを考える・その2

前回の記事でネックブレースとはなんぞやというお話を書きましたが、今回はネックブレースのネガな面や装着条件などにも触れていきます。

ネックブレースのネガな面と言えば、「邪魔」ということでしょう。
最近のモデルは各社軽く出来ているので、重量的なネガはほぼ解消されていますが、
それでも全員装着とまではいかない理由というのは邪魔とか、煩わしく感じられるからでしょう。

それはある意味当然で、ネックブレースは首の可動域を制限するためのプロテクターなので、
首の動きに邪魔だなぁと感じるのは・・・そりゃそうなんです。
とは言え、近年のネックブレースは可動域が随分広がりまして、
おそらく大半の方が違和感ほぼ気にならないレベルにあると思います。


少なくともATLASALPINESTARSLEATTの現行モデルはどれも十分な可動域あるんじゃないかなぁと感じます。
結構なダウンヒル=激下りでも僕は全然平気でした。逆にヒルクライムや飛びつきでも違和感ないですね。

 

 

 

でもね、僕が10年ほど前に使用していたEVSのRC-EVOLUTIONという
簡易型ネックブレースがあるのですが、これが可動域狭くて苦労した思い出があります。

JNCCの鈴蘭で、激下りが長く続くセクションがあったのですが、
可動域が狭くほぼ上を向けないのでコースの先が見えないという状態。
どうにも辛かったのでレース中ですが外してしまいました。
初期のネックブレースはまだ洗練されておらず、こうしたこともあったというお話ですね。

 

 

 

そんなわけで邪魔と言われることもあるネックブレースですが、
店頭でお客様にご試着して首の可動域を確認されると「意外と動くねぇ」と仰る方が多いです。
重量も軽いし、最近のモデルは驚くほど違和感なくて快適です。

ただ、それでも煩わしいとか、
胸部プロテクターとの相性が悪く敬遠されていた方にオススメなのが、
ATLASヴィジョンという新型のネックカラーです。
そう、ネックブレースではありませんネックカラーです。新カテゴリーと言った方がいいかな!

AIRと比較すると、見ての通り脚のない形状で非常にシンプルなシルエットになっています。

脚が無いということは身体に衝撃を分散させて踏ん張る効果は弱まるものの、
本体が小振りになるため胸部プロテクターの干渉がほぼありません。
AIRのような通常のネックブレースは胸部プロテクターと首回りが干渉するため
種類を選びますが、ヴィジョンならばプロテクターの選択範囲は大きく広がります。



可動域も飛躍的に拡大しました。冒頭にもあるように、
最近のモデルは可動域の違和感はあまり無いのですがヴィジョンはそれ以上に違和感がありません。
つまりは、通常のネックブレースの抱える可動域の制限と胸部プロテクターとの相性という問題を
軽減したのがこのヴィジョンということです。

もちろん脚が無い分サポート力はAIRに分があるので上位互換というわけではありませんが、
今までネックブレースを敬遠されていた方に贈る代替案として非常に良くできていると思います。
重量もS/M:373g L/XL:395gとメチャメチャ軽いですしね。

 


また、意外なことに頸椎への圧迫に対しては既存のネックブレースより軽減出来るとのことです。
D3Oとか使っているから?

つまりは従来品に比べ

●前後方向への過伸展や過屈曲を抑えるサポート力は弱い
●横方向への過屈曲を抑えるサポート力は同等か近い水準
●首を押し込まれるような・圧迫する力に関しては強い

ってことでしょう。
流石にライダーで実証実験は出来ませんが、興味深いところですね。

 

 

話が長くなりましたが実はまだ終わりません。奥が深いねぇ~。
その3に続きます!

 

 

 

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